2023年8月12日、本協会は再び防災センター体験ツアーを開催しました。この活動は、押上に近くの本所防災館で行われました。
この防災センター体験ツアーの目的は、日本に住む香港人に実際に起こり得る地震、火災、暴風雨などの災害を体験させることで、災害発生時の対処方法を学ぶことです。
参加者は約20名で、2つのグループに分かれました。各グループは防災館のスタッフが案内し、協会のボランティアさんがリアルタイムで広東語の通訳を提供しました。
防災館のスタッフが地震時の自己保護方法や地震後の安全確保方法を紹介した後、参加者は過去に日本で発生した地震をシミュレーションで体験しました。
ご存知ですか?見かけは軽微な水浸りでも、
実際には避難に大きな障害がある可能性があるということを?
本所防災館では、地下室や車内での水位が10-30cmの状況でドアを押す難しさを
体感することができます。
多くの参加者がドアを押すことが難しいと感じました!
火災の際には「火事だ(カジダ)」と大声で叫び、「119」ではなく「999」にかけることを覚えるだけでなく、参加者は暗く濃煙に覆われた環境での避難を体験することができました。
香港での生活に慣れている香港の方々は、おそらく暴風雨について一定の認識を持っていると思いますが、地震に関する経験や知識が不足しており、また日本が災害を処理する手続きについてもあまり詳しくありません。
防災センター体験ツアーでは、参加者は日本で様々な災害にどのように対処するかの知識を学ぶだけでなく、実際に体験することができます。
日本は自然災害が多い国です。この防災センター体験ツアーを通じて、参加者が災害に対して良い準備をすることができるよう願っています。
本協会は引き続き「防災センター体験ツアー」を定期的に開催し、日本での災害対応を学び、日本での生活に適応するお手伝いをしていきます!