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Japan Hongkongers Association

みんなで一緒に準備するから楽しいー 香港スタイルバーベキュー

By Japan Hongkongers Association on 2021-10-052021-10-05

宣言などすべて解除になり、気温も下がって秋っぽくなりましたね。秋は香港人にとってバーベキューに最適な季節です。ということで、今回は香港スタイルのバーベキューを紹介したいと思います。

いきなりですが、ミニミニ広東語教室です(笑)

香港では、バーベキューのことを「燒嘢食」と呼びます。日本と同じくBBQともいいます。

燒嘢食は「シウ・イェー・セッ」と発音し、燒は「焼く」、嘢食は「食べ物」の意味です。逐語訳で「焼く食べ物」、日本語の語順に直せば「食べ物を焼く」になります。

日本でバーベキューするというと、河川敷や自宅の庭または屋上でやるイメージだが、香港での主流は多くの郊野公園(カントリーパーク)やビーチサイドにバーベキュー専用スペースが公共設備として設置されているので、基本的に無料で利用可能です。でも、郊野公園やビーチサイドでバーベキューするには、炭から食材まですべてが自分で用意しないといけないので、手ぶらで行ける有料のバーベキュー場も増えています。

(BBQ爐)囲炉裏の炉とイス、左奥の茶色箱はゴミ箱

燒嘢食は事前準備と火起こしが肝

写真のように、バーベキュースペースにはイスと囲炉裏の炉しかないです。つまり、それ以外の物はすべて持参しないといけないのです。中には三種の神器と呼ばれるほど大事な物があります、それが木炭、燒烤叉とハチミツです。ハチミツにおまけでついてる炭精も重要です。

香港スタイルバーベキューの三種の神器

木炭(モッ・タン)

木炭を積むコツはぎっしり積めないことです。空気が入れないと火は強くならないからです。

燒烤叉(シウ・ハウ・ヅァー)

香港スタイルバーベキューは焼き肉のように、網の上では焼きません。この持ち手が木製、先端が金属製の燒烤叉に、自分が食べたい物をさして焼くのです。上手に肉を叉に固定させて、生焼けを防ぐのです。

ハチミツとおまけのブラシと炭精(タン・ヅェーン)

食べ物がいい具合に焼けたら、ハチミツを塗って最後の仕上げに入ります。炭火焼きの香りに甘じょっぱい味で最高においしいです。(笑)おまけにハチミツを塗るブラシも炭精もついています。

炭精 (タン・ヅェーン)

おまけの炭精は火起こしの時に、着火剤として使われます。一パック3個入りなので、限られている資源で火を起こさないといけないので、かなり責任重大です。上手な人は2個でできます、1個を軽く潰して積んだ木炭にまぶし、もう1個は安定した木炭の上に置き、集中的にチャッカマンかライターかマッチで火をつきます。火が炭精から木炭の方に燃え移ったら軽くあおげば空気が入り、火種を安定するのです。また、小さい方の木炭の近くで炭精を燃やすとさらに成功しやすいのです。

香港スタイルバーベキューの食べ物

上記の準備ができていれば、後は肝心な食べ物ですね。

香港スタイルバーベキューで焼く食べ物の中で、色んな種類の「丸」(団子状の練り物全般)、ソーセージ、手羽先、肉類、エノキ、トウモロコシ、食パンやマシュマロなどがスタンダードです。デラックス版にはししゃもやエビ、イカなどがあります。

味付けした肉類
手前は種類が異なる練り物、奥がソーセージ

ここまで来たら、燒嘢食の準備は大変な気がしませんか?それは香港では燒嘢食が団体行動だからです。(笑)ここで2つほど燒嘢食のパターンを紹介します。

一つ目は「秋季旅行」のパターンです。香港の中高校には「秋季旅行」という行事があります。旅行とはいえ、遠足に近いイメージです。秋に全校生徒と担任の先生が郊野公園に行きます。学級ごとに行き先が分かれます。そこで燒嘢食するわけです。準備が大変なので、みんなワクワクしながら手分けして準備をします。一学級に5から6クラスがあり、一クラスの生徒数は40人前後です。なので、8人ぐらいのグループを各自で組み、必要な物や担当を決めます。大まかに事前の買い物係と当日係です。

事前買い物係はみんなに食べたい物を聞き、食べ物や上記の三種の神器のほか、アルミホイル、網、紙皿とコップ、手拭き、使い捨てテーブルクロスや新聞紙などを用意し、当日に学校に持ってきます。当日係は、行き先の郊野公園で準備します。テーブルに使い捨てのクロスを敷いたり、エノキなど包み焼きするものを包んだりとかをします。また、一番大事な火起こしはスカウト(scout)や経験者が担当することが多いです。

二つ目は普通に燒嘢食に行くパターンです。この場合はビーチサイドまたは有料バーベキュー場に行くのが多いです。学校行事の方より責任の重大さがなく、よりフラッとなので、通年いつでも行ける感じです。食べ物もより豪華になることがあります。

食べ物を焼いている途中。手前の筒形アルミホイルはトウモロコシ、奥の方はキノコでしょう

燒嘢食を楽しんだあと、火種は完全に消さなければなりません。特にカントリーパークでの場合は、火種が残してしまうと山火事につなげる恐れがあるので、帰りの際は入念に火が消えたことをチェックしましょう。次に気になるのはゴミです。ゴミ箱が多く、設置されており、燒烤叉はそれ専用のゴミ箱に、その他のゴミは別のゴミ箱に捨てます。

まだ香港への旅行は行けませんが、今度行けたときぜひ香港の友人に燒嘢食しようと誘い、買い物から一緒に準備してみるのはいかがでしょうか!

外出する際は感染対策をしっかりしましょう!

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